富山の黒部峡谷、新潟の清津峡とともに日本三大峡谷に数えられる大杉谷峡谷。大杉谷はこの大杉峡谷を含む、水と緑に恵まれた秘境の山地であり、国からは「吉野熊野国立公園」に指定、世界的にも「ユネスコエコパーク」として認定されています。また、峡谷を流れるのは日本一の清流・宮川。大杉谷は屋久島と比肩される多雨地帯であり、この豊かな水が、深いV字峡谷、個性豊かな滝、「嵓(くら)」と呼ばれる巨大な岩壁、美しい原生林や苔を生み出しています。
大杉谷登山道は、三重県大台町と奈良県大台ケ原を結ぶ中級登山道。大杉峡谷の7つの滝と11本の吊り橋を越え,原生林の森を抜けて大台ケ原に至る,見どころの多い登山道です。特に,2014年4月の全線開通まで10年間通行止めになっていた七ツ釜滝~堂倉滝のエリアは,秘境大杉谷の最深部。日本の滝100選に選ばれている「七ツ釜滝」はもちろん,台風災害により生まれた新名所「崩落地」も,登頂欲をかき立てられる絶景です。
山中には山小屋が2軒(桃木山の家,粟谷小屋)あり,1泊2日,2泊3日での登山を楽しむことができます。
全長約14.1km,高低差1415m。アップダウンが多く,長く鎖場や渓谷沿いを歩く登山道のため,中級者以上レベルの登山道です。熊野大杉谷ガイド協会では,お客様のご要望・体力に応じたプランをガイドします。お気軽にお問合せください。
また,プライベートガイドだけでなく,募集型ツアーも実施しております。当会会員のベルデ大台ツーリズムのWEBをご覧ください。
参考文献:ceder(https://verde-odai.co.jp/wp/wp-content/themes/verde/pdf/cedar.pdf)